2007年03月07日

株式上場についてのお話

台湾での本省人とは、1945年(昭和20年)に日本が太平洋戦争(大東亜戦争)に敗戦し、中華民国へ台湾が帰属(光復)する以前から台湾に住んでいた漢民族と、その子孫を指すことが多い。ここでの本省とは台湾省を指している。そのため、本省人には原住民を含むべきである。だが、日常的には原住民を意識せず、用いられることが多い。

なお、台湾本土派や独立派の中には、この言葉が台湾が中国の一省であることを前提した表現であることを忌避し、台湾人とか在来系台湾人などの語を使用するべきだと主張する人もいる。また、「光復」(台湾接収)後に台湾へ移住してきた中華民国公民は、台湾省以外に本籍を持っているため、外省人と呼ばれる。同じ理由から、彼らを「(在台)中国人」と呼ぶ人もいる。

漢民族の本省人は、福建省南部の言葉である南語、もしくは客家語を母語とするグループに分かれる。南語は福(鶴、ホーロー)語とも呼ばれ、それを母語とする南人が多数派を占める。そのため、南語を台湾語と呼ぶ場合もあるが、少数派である客家人はこれに反発している。

ただし、南人も元々は、さらに泉州(今日のアモイも含む)人と州人に分かれていた。しかし、日本統治時代に、泉州方言の中でもアモイ方言を話すものが多いことから、これを基礎とした台湾語が形成されていった。そして、泉州人と州人の区別も、徐々に解消され、今日ではほとんど残っていない。

一方、客家人は泉州人や州人よりも早く、台湾への移住を始めたと言われる。しかし、広東省が移民を禁止したことから、比率が逆転し、少数派となった。また、台湾語のような客家人の共通語もないため、台湾の北部と南部では語彙や発音の一部が異なるとも言われている。今日、客家人が多い地域としては、桃園、新竹、苗栗などがある。

posted by ken at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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